理科実験教室「シュワシュワの化学」をおこないました|夏休みイベント

MOCOPLAでは、夏休みなどの長期休みを中心に、ロングアクティビティという名目でイベントをおこなっています。
1時間程度で終わるものから宿泊を伴うものまで、子ども達に学んでほしいことを中心に毎回企画を練っていますが、今夏のイベントの1つとして「理科実験教室」をおこないました。
「シュワシュワの化学」というサブタイトルをつけ、炭酸の仕組みを実験で紐解いていくという内容でした。
今回の記事では、簡単にどのようなことをおこなったのか、ご家庭でもできる実験方法などをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

MOCOPLA荻窪教室とは?
MOCOPLA荻窪教室はキッズクラブ(学童クラブ)を主体とし、
放課後の預かりをしながらレッスン(習い事教室)やスタディ(学習塾)に取り組める施設です。
預かりを必要としないご家庭でも、レッスン・スタディ単体で通っていただけます。
理科実験教室の流れ
まずは、子ども達に興味を持ってもらうために、炭酸飲料に関するアンケートを取りました。
「炭酸飲料は飲んだことある?」「どんな炭酸飲料が好き?」という質問から、徐々に「なんでシュワシュワするんだと思う?」「あのシュワシュワの正体は何?」と核心に迫っていきます。
子ども達は、「確かにあのシュワシュワはなんだろう…」と好奇心に満ち溢れた顔に変わっていました。
ただ単に「実験を始めるよ」と言うよりも、身近なことがらから疑問に昇華させることで、子ども達のやる気や目的意識は大きく変わります。そういったことを随所に散りばめながら、子ども達と取り組みました。
その後、すぐに実験を始めずに、化学反応とはなにか、原子や元素、化学反応式について最低限の知識をわかりやすく説明。
そして待ちに待った実験です。
理科の実験には危険を伴うこと、扱うものによっては爆発したり人の身体に有害な物質を発生させたりすることを説明しました。
この説明により、材料や実験道具を雑に扱う子は現れなかったので、1つの成果と言えます。
実際におこなった2つの実験概要

今回は2時間の中で2つの実験をおこないました。
シュワシュワ(炭酸)を発生させ、そこで生じる気体がなにかを調べる実験の流れとなっています。
実験①炭酸を発生させよう
まずは、肝心のシュワシュワを発生させる必要があります。
今回は、「重曹」と「クエン酸」を用いて、水と反応させます。
この際、炭酸飲料用のペットボトルを用意するようにしましょう。
水の量はペットボトルの半分くらいを目安にしてください。
紙で作成した漏斗を用いて丁寧にクエン酸を風船内に流し込みます。
しっかりとペットボトルの口に風船を止める必要があります。
風船をひっくり返し、風船の中にあるクエン酸を一気に水の中に流し込みます。
この際、ペットボトル内と風船がどのような反応になるか確かめます。
実験②発生した気体の性質を確認しよう
次に、発生したシュワシュワの正体を調べます。
材料は実験①とほとんど変わりませんが、方法が異なります。
大さじ1杯ずつを目安に入れます。水は100mLほどです。
水を入れるとすぐに気体が発生するので、ビニール袋に貯めます。
ストローを差し、中の気体をビーカー内に充満させます。
火が徐々に弱まり、消えると気体の正体が二酸化炭素ではないかと予想を立てられます。
今回の理科実験教室で意図したこと
今回の理科実験教室で意図したことは大きく2つあります。
- 身近な疑問を理科の実験で解決すること
- チームで協力をして問題解決をすること
簡単にではありますが、ご説明します。
身近な疑問を理科の実験で解決すること
今回テーマにした「シュワシュワ(炭酸)」は、子ども達にとって非常に身近な存在です。
普段何気なく口にしたり目に入ったりする炭酸飲料について疑問を芽生えさせ、科学の力で解決するための手助けをしました。
同じような事象は、日常生活でも多くあります。
そういった些細な疑問に気付けるようになること、その疑問の多くは解決できること、そういったことを学んだり体感したりしてほしかったです。
チームで協力をして問題解決をすること
そして、解決するには自分一人では難しいことも多々あります。
粉をこぼさないようにペットボトルに入れたり、気体が発生したビニール袋の口を留め、ストローでビーカーに空気を送ったりすることは大人でも一人ではなかなか難しい作業です。
だからこそ、今回は4人程度のチームを編成し、みんなで協力しながら問題を解決するというねらいがありました。
未就学児から5年生までがバラバラに編成されているからこそ、それぞれができること、得意なことをつなぎあわせて実験をおこなっていくことに価値があると考えています。
違う学校の子、異学年の子が集まり、こういった学びを得ることができるのは民間学童だからこそのメリットでしょう。
さいごに
今回は2023年夏休みイベントの「理科実験教室~シュワシュワの化学~」について様子をご紹介しました。
材料は身近なものばかりなので、ぜひご家庭でも試してみてください。
MOCOPLAのイベントの多くは、普段MOCOPLAに通っていない子でも利用できるものばかりです。
ぜひ一度イベントにご参加いただき、MOCOPLAの良さを実感していただけたら何よりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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