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子ども達との話し合いについて|私たちが大切にしていること

こんにちはMOCOPLA(モコプラ)荻窪教室です。

MOCOPLA荻窪教室では16時から17時まで毎日違うプログラムのアクティビティに取り組んでいます。

普段はアクティビティの時間は遊ぶのですが、先日のアクティビティでは「話し合い」に取組みました。

どんな議題を話し合ったのか、どのように話し合ったのか、1年生~3年生の子ども達からどんな意見がでたのかなどをお伝えします。

目次

話し合いの議題

以下の3点について話し合いました。

➀ 『宿題や各自の課題の時間』に準備が間に合わない

➁ おやつの時間に立ち歩く人がいる

➂ アクティビティのルール説明など「前で話している人の話」が聞けない人が多く、それにより遊ぶ時間が減っている

この議題を話し合うことになった経緯

➀~➂については、4月から1年生が増えてからの課題でした。

➀ 『宿題や各自の課題の時間』に準備が間に合わない

15時から始まる「宿題や各自の課題の時間」に始められていない子がいます。

学校と違いチャイムが無いため、自分たちで時計を見て声を掛け合うことを日々伝えていますが、1年生が多い集団だとまだまだ難しいのが現状です。

➁ おやつの時間に立ち歩く人がいる

全員で「いただきます」と「ごちそうさま」の挨拶をしています。

毎回「いただきます」を言う人と「ごちそうさま」を言う人を決めているのですが、早く手を挙げた人・面白い顔をした人・一番座り方がきれいな人・見開いた目が大きい人などテーマを設けて楽しく決めるのでかなり盛り上がります。

黙食が必須の期間が終わったので、楽しい時間にしたいとは思っておりますが、早く食べた子が立ち歩いたりふざけたりすることが多々見られます。

➂ アクティビティのルール説明など「前で話している人の話」が聞けない人が多く、それにより遊ぶ時間が減っている

まず、ルール説明を最後まで聞けない・途中で質問を挟んだり、ふざけてしまったりする子がいます。

その都度、担当のスタッフがいろいろなやり方でその場を収めてきましたが、なかなか改善されません。

話し合いの仕方

まず、MOCOPLA荻窪教室で大切にしていることはその場の全員の『同意』を取ることです。

今回は、アクティビティがなかなか始まられない状態だっため、いい機会だと捉え切り出しました。

自分の気持ちや想いを伝える
「この状態ではアクティビティを始められないし、毎日準備をしている私たちもとても悲しいし、毎回注意しても変わらないのでどうしていいか分からない。」と伝えました。

提案する
「「なぜ?」をみんなで出し合って、「どうすれば良いか」を一緒に考えないか?」と提案しました。

同意が取れたら、話し合いの環境を整えます。

話しやすい環境作り

➀ 話し合いに適した人数にする

年齢や子ども達の特性によっても異なりますが、今回は半分以上が1年生だったため、6~8人で1グループを作りました。

➁ みんなの顔が見えるように座る

しっかり全員の顔が見える環境を作って話し始めます。

司会の人だけに話す子が多いですが、その都度みんなに聞こえるように、いろんな人を見ること・みんなに聞こえる声の大きさで話すことを伝えます。

➂ 全員が口にしやすい議題から進める

いきなり解決策を話すことや、想像がつかないことに関して話すのはハードルが高いです。

自分に関係すること、今回で言えば「なぜ説明を最後まで聞けないか」や「どうしておやつの時に歩き回るのか」など、深い思考が必要でないことから話し始めるようにしています。

また、この場合は、言っても怒られないと思う心理的安全性を確保することが大切です。

今回は、「私には本当に分からないから教えてほしい」と伝えると、安心して出せたようです。

➃ 役割を決める

今回は『書記』と『司会』を決めて話し合いました。

場合によっては『タイムキーパー』『盛り上げ係』などを決めても良いでしょう。

発表からまとめまで

グループに分かれて話し合うときには、「発表」は欠かせません。

書記を決めて書き出していたので、発表のハードルは下がります。

各グループでしっかり発表できる人が選出され、分かりやすく発表してくれました。

➀ 『宿題や各自の課題の時間』に準備が間に合わない

「遊びに夢中」「周りの子が気になる」「宿題の時間が長い」「勉強が嫌い」「飽きてしまう」「話に夢中になってしまう」などの意見が上がりました。

これに対して、どんな対策をすれば良いかを聞きました。

すると子ども達からは「タイマーをかける」「レゴやブロックで遊ぶ場所に時計を置く」などの意見が出てきます。

時計を置く場所を変えたり、時間のスケジュール表を貼るなどの対策が決められました。

➁ おやつの時間に立ち歩く人がいる

「食べ終わるとつまらない」「座るのがめんどくさい」「歩き回って良いと思っていた」の意見がありました。

これに対しては、今までは全員でごちそうさまをしていたのを辞めて、食べ終わった人からアクティビティの準備をすることになりました。

➂ アクティビティのルール説明など話が聞けない人が多く、遊ぶ時間が減っている

「途中からだと入りずらい」「ふざけている人がいるとつられて一緒にふざけちゃう」「準備をする人が少ない」「がまんできない」「周りのものが目に入って気になってしまう」の意見が出ました。

これに対しては、「自分のクラスでは前に人がたったら話を聞く準備をしよう!というクラス目標を立ててるからモコプラでもそうしたらいいと思う」という意見が出され、採用されました。

また、子ども達には、みんながもっともっと楽しみになるようなアクティビティを考える約束をしました。

話し合いの意義とまとめ

MOCOLPA荻窪教室では以下の理由で話し合いを大切にしています。

  • 自分の意見や思っていることを他の人に伝えること
  • 自分以外の人の気持ちや意見を知ること
  • まとめて伝えること
  • 見やすいように書記をすること
  • 人が話していることをしっかり聞き反応すること
  • 自分と違う意見が出ても、その場での最適解を模索すること
  • 自分の気持ちに折り合いをつけること

何か起こった時には、スタッフと子どもが1対1で話し合うこともありますし、今回のように全員で話し合うこともあります。

毎日少しずつでも、こういう経験を積み重ねることで、『自分の意見をしっかり言えるようになること』『相手の意図をくみ取れるようになること』『その場にいる人たちと最適解は何かを考え続けれるようになること』に繋がっていくと思っています。

これからも、毎日丁寧に話をすること、時にはみんなでしっかり話し合いをしていきます。

MOCOPLA荻窪教室では、説明会を開催しています。

  • MOCOPLAについて詳しく知りたい
  • MOCOPLAの中を見学したい
  • うちの子がMOCOPLAに合うか、雰囲気を見てみたい
  • 通い方やレッスンの選択など、個別の相談をしたい

こういった方々におすすめです。

①通年で受け付けている「個別説明(1対1のご説明)」

②不定期(年2~3回)でおこなう「全体説明会」

の2種類からお選びいただけます。

全体説明会の開催日程は現在未定です。

個別説明を受け付けておりますので、お気軽にお申し込みください。

お申し込みはこちらから受け付けております。

※個別説明の所要時間は、30分~1時間となっています。

※全体説明は質疑応答も含め1時間半~2時間ほどです。

※どちらも内容に大きな違いはございません。

※A4サイズの資料をいくつかお渡しします。

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②不定期(年2~3回)でおこなう「全体説明会」

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全体説明会の開催日程は現在未定です。

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※個別説明の所要時間は、30分~1時間となっています。

※全体説明は質疑応答も含め1時間半~2時間ほどです。

※どちらも内容に大きな違いはございません。

※A4サイズの資料をいくつかお渡しします。

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