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夏休みイベント「動物園で写生大会」を行いました!│MOCOPLA(モコプラ)荻窪教室

学童 杉並 夏休み イベント

こんにちは、MOCOPLA(モコプラ)荻窪教室です!

今回は夏休みイベント「動物園で写生大会」を行いましたので報告します。

MOCOPLA荻窪教室とは?

MOCOPLA荻窪教室はキッズクラブ(学童クラブ)を主体とし、
放課後の預かりをしながらレッスン(習い事教室)やスタディ(学習塾)に取り組める施設です。

預かりを必要としないご家庭でも、レッスン・スタディ単体で通っていただけます。

目次

室内レクチャー

学童 杉並 夏休み イベント

この日はあいにくの雨だったため、最初はMOCOPLA(モコプラ)荻窪教室にて写生はどんなふうに描けばいいのか「美術」のレッスンを担当しているしずく先生がレクチャーをしてくれました。

写生は普段描くようなイラストレーションとは違い、モチーフが動きます。

そして目の前のモチーフの正確な形が求められるため、決まった線は一度では引けません。

線のタッチは薄く柔らかく何度も重ねて描いていきます。

写生のイメージをするため、しずく先生が高校生時代のスケッチを見せてくれました。

鉛筆の持ち方

鉛筆は指5本で空気が通るように寝かせて柔らかく握るように持ちます。

人差し指と親指で鉛筆を持ったら残りの3本で優しく鉛筆を囲うように握ります。

そうすることで薄い線を何度も描けます。

また、字を書く持ち方のように手首と指で動かすのではなく腕の関節から大きく動かすことで大きなストロークを描けます。

クレヨンの使い方

限られた色のクレヨンでも寝かせて紙の上で薄い膜を重ねて混色するように塗れば何色にもなり、モチーフを立体的に表現できます。

試しに青と緑の混色をしてみると子どもからは「氷の色みたい!」という声がでました。素敵なイマジネーションです。

練習してみよう

学童 杉並 夏休み イベント

描き方がわかったところでペアになってお友達の顔を描いたり、図鑑を見て動物を描いてみました。

ペア以外の子の顔も見させてもらい、どこがどう違うのかじっくり観察しながら描いていきます。

レクチャーにあった鉛筆の持ち方で書くのはなかなか難しい子も多かったですが、普段とは違うやり方に挑戦してみる姿が見られました。

肌の色一つとっても鼻の先とほっぺの色の違いなどを観察していく中で教え、一色で描かない技術を伝授しました。

どういうふうに観察して描いたらいいのか一通り教えた後の子どもたちの吸収は早く、顔の形や色、服の色などをほんとにじっくり観察していました。

レクチャーしたクレヨンの使い方で重ね塗りをし、立体的でリアルな絵を描くことができました。

動物を見ながら写生してみよう

動物園へは雨が上がった午後に出発しました。

到着してからは一通り動物たちを見て周ってから写生を始めました。

二ホンジカを描く子や黒いニワトリを描く子など、それぞれ気に入った動物を選んで描き始めます。

お互いを観察しながら描いてみたときとは違い自由気ままに動く動物を描くのはまた違った観察眼が必要です。

レクチャーで習った写生をするときの技術を生かしながら描いていきました。

子どもたちの様子

画板に紙を挟んで立って鉛筆を動かす姿はすっかり絵描きさん。

動物園に来ていた他のお客さんも驚いていました。

ある子はいつもは見せないキリッとした目線で鹿の全体を追い、夏毛の赤茶色いツヤツヤした色を
オレンジや赤、茶色を重ねることで上手く表現できました。

エサの草や空も書き足して絵が完成しました。

またある子は形よりも、目をぐっとひいたたくさんの鹿が群れている全体の様子を描いていきました。

六匹ほどの小さな鹿が楽しそうにいる様子を描いており、紙一枚を画面として引きでモチーフを入れるというのに長けているように感じました。

ゆっくり正確に足を何度も描き直していく子も。

「動くからわかんないんだよね・・時間が足りない!」と言っていましたが、一緒に見ながらしずく先生からアドバイスをもらい丁寧に仕上げていきました。

最終的に下書きまでの仕上がりになりましたが、モチーフに諦めずに食いつく精神力と、しっかり意識している鉛筆の持ち方が素晴らしかったです。

みんなが二ホンジカをじっくり描いている中、 10 分に一枚のペースで仕上げていく子もいました。

元々黒いニワトリを描きたかったらしく、運よく動物園にいたので大興奮でした。

「先生!紙が足りない!」と何度も紙をもらいに来て、どんどん描いて楽しんでいました。

子どもたちそれぞれの絵からは、鉛筆を柔らかく持つことや実物から色を見抜くことなどそれぞれが意識した跡がちゃんと感じられる素敵な作品ができました。

さいごに

今回は夏休みイベント「動物園で写生大会」を行ったご報告をしました。

みんな始める前より格段に絵を描くことの技術や視点が身についていましたし、純粋に絵を描くことを楽しんで吸収していく姿はこちらが驚かされることが多かったです。

まだまだ夏休みのイベントは盛り沢山です!

お申し込みも受け付けておりますのでぜひ一緒に楽しみましょう。

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