荻窪高校の先生方向けに講演をおこないました｜民間学童保育のモコプラ荻窪

MOCOPLA荻窪教室のスタッフが、近所の都立荻窪高校にて理科実験教室の担当をしています。

そこでの生徒への対応や指導方法を評価いただき、荻窪高校の先生方に向けて講演会をおこないました。

MOCOPLA荻窪教室が大切にしていること、子ども達の現状やモチベーションをあげる声かけなど、約1時間にわたってお話ししたので、今回はその中の一部をご報告します。

先生方の感想も一部抜粋（掲載許可をいただいています）しますので、ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです！

講演会での主な内容

「理数とそれ以外の科目での効果的な指導の提案」という名称で依頼いただいた今回の講演会。

理数科目に限らず、全教科で使えるような内容を盛り込んでお話しできたと思います。

講演会でお話しした内容を一部ご紹介します。

MOCOPLA荻窪教室の指導で意識していること

事前に「理科実験教室のスライドがわかりやすい」や「生徒がきちんと考えられる”問いかけ”が良い」と担当の先生に仰っていただきました。

主に意識していることは、大きく分けて2つあります。

• わかりやすい
• 「楽しそう！」と感じさせる

「わかりやすさ」とは、ストレスのない状態をイメージしています。

「板書が見づらい」や「要点がどこなのか不明確」などがいい例です。

大人もそうですが、一度頭に「？」が浮かぶと、話が入りづらくなってしまい、結果的にやる気が無くなってしまう。そういったことにならないよう、わかりやすさは特に大事にしています。

モコプラ荻窪のスタディ「中学受験クラス」でも、「この単元の最重要ポイントはどこか」をわかりやすく伝えています。

だからこそ、子ども達が問題に集中して取り組める環境が作れています。

また、「楽しさ」もモコプラが大切にしていることの1つです。

「楽しそう！」と感じて取り組むことと、「嫌々やらされている」と感じて取り組むのでは、その結果は雲泥の差。

だからこそ、まずは「楽しそう！」と思わせる導入をする必要があります。

子ども達がどこに興味を持つのか、どこをモチベーションに頑張るのかを見極める必要があるのです。

これは、キッズクラブで毎日おこなっているアクティビティでも同じです。

毎日異なるプログラムをしているため、時には「運動をしたかったけど、工作のアクティビティの日だった」ということも有り得ます。

そんな時に、工作を前向きに捉えさせてあげられる声かけをしてあげられるかどうかや、工作が苦手な子でも楽しめる工夫があるかどうかが重要になります。

モコプラ荻窪の子ども達は、毎日のアクティビティを前向きに楽しみながら取り組んでいます。

子どもとの信頼関係を築くために

子どもと信頼関係を築くためには、前提として「一人の人間として真摯に向き合うこと」が大事だと考えています。

「子どもだから」と決めつけるのではなく、きちんと一人の人として大事にします。

そして、その上で①承認②理解➂傾聴をおこなっています。

もちろん、子どもだからこそできないこと（体力的な部分やまだ身についていない知識など）は教えたりサポートしながら関わっています。

荻窪高校の先生方の感想

講演会の満足度は平均4.15と、高い評価をいただけました。

感想やご意見をいただいたので、一部抜粋いたします。

授業の仕方がマンネリ化してきていて、どうしようかと考えていたので、今回の講演は非常に参考になりました。 その日の授業で達成したいことをはじめに提示するPREP法などを取り入れて、授業の改善と生徒のモチベーション向上を図りたいと思います。 この度は貴重なお時間をありがとうございました。（歴：5年未満）

論理的な教育論であり大変説得力がありました。（歴：5年未満）

話が大変わかりやすいです。 授業や生徒とのかかわりの中で、活かしたいと思います。（歴：10～20年）

さらに、このようなご意見もいただきました。

（一部抜粋）ひょっとすると、予備校などの有名講師の講義を見せたり、「AI 教員」のようなもので今の教員を置き換えたりすることを考えているのかもしれません。最大のコストは人件費ですから…。（中略）若い先生たちが気の毒でなりません。（歴：30～40年）

モコプラが大事にしている「人とのコミュニケーションの中での学び」の重要性を改めて感じました。

貴重なご意見、ご感想ありがとうございました。

さいごに

今回は、先日の荻窪高校での講演会についてご報告しました。

モコプラで大事にしていることを説明会や無料体験で実感いただければ嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。